2007年09月22日

バラエティ③

baraety1.JPG大野克夫さんが語るジュリー

ここへきてまた完成されつつあると思いますね
彼の、自分を完成させるんだという意欲は凄いですね
彼のようになりたいと思ってもできないと断念しちゃう
彼はたぶん、はっきりと目標をつかんだと思いますよ
─彼は如来までいくんじゃないですか
自分自身でも、ぼくは如来になるべく生まれてきたと
思ってるかもしれない
「祈っててください」と言ったりね、
ステージで客に怒ったり叱ったり、沢田研二の口を借りて
誰かが言わせてると感じる部分がある

ぼくはここしばらく彼のしか書いてない
前には他の人のも作ったけど、沢田研二を愛する気持ちと
たとえば西城くんに曲を作るのはやっぱり違うんです
曲を作るときはね
─彼が作るならどうするだろうと考えますよ
彼になりかわって作ってるんです
彼は何も言わないからね。責任を感じますよ

─彼のバックで演奏してるときでもね
彼が間違えたら何小節でも待つぞっていう
そういう意気込みでやってる
( そ、そうでしたね。淡々と演奏を続けられてジュリーがオロオロするシーンがよくありました;;)

彼の周りにはいい友達が多いですね
一回つきあったらはなさない人間的魅力がある
一方で、どんな人間でも十年つきあってみると
どんな人間か、何を考えてるか、漠然とわかってくるでしょう
沢田にはそれがない。わからない部分がいつまでも残ってる

彼の歌を1日1回きくと気持ちがやすらぐ
いやなことがあっても忘れちゃう
彼の歌をきくことで恩恵にあずかるんだという
そういうとこまでいける歌手になればすばらしいことだと思う
(そういうとこまでいってると思います)
そしてその中の何分の一かのメロディが
ぼくの作ったものが入ってるということは幸せだなあ
と感じたり…ね


続いて井上堯之さん(あまりに長いので適度に省略)

GSっていいうのは、市民権をなかなか得られない、認められにくい存在だったですよね
だから沢田とやる最大限の魅力って言うのはそこだった
同じ反発を沢田に託したってことがある

歌謡大賞取ったときに「やめたい」と言ったんです
目標を達したから井上バンドをやめたいと
そしたら「カッコ良すぎる」と言ったんです、沢田が
「ぼくもやるから堯之さんたちももっと努力してほしい」と言った
反論したかった。でも、そうかと思ったんです
まだぼくを理解してもらえないなら、もっとやらなけりゃいけないと
で、ぼくは今後ともお前のために何の役にも立てないよ
それでよければやらしてもらう、と。
沢田は、それでええと言いました
まあその後で、何で僕の仕事をしてくれへんのや
なんて文句言ってたこともあるけど

伴奏バンドであること、伴奏バンドでしかないことへの
不満が高まったときには
ウォーターバンドのコンサートをするという形にして出した
僕らが胸はって沢田のバックをやるには
並のバックバンドじゃないと言われなければしょうがなかったんです

歌謡大賞のときね、ステージの後ろに並びながら
おれ人でなしなのかな、あいつと同じように喜べてるのかなと思ってた
その頃は、お互い一緒にいると重いなあ、って
沢田もね、ぼくらキライ同士でも何でもないのに
何かこう不自然やねえ、って言ってたことがある

その僕にとって決定的なことは今年(78年)の2月にあったんです
互いに何かがわかった

彼は何も発言しないけど、彼の歩いたあとがすべて形になっている
その歩いたあとに花がさいてるという
それをこう目の当たりに見続けていると
ある意味で、やればできるという勇気がわくし、希望がわくし

沢田はね、ただの男です
平凡で地味で、ステージ以外ではトロい男ですよ
JUST A MAN ─すばらしい「ただの男」なんです
それが見てる人に波動として伝わる
それがすばらしいんだと思う

結局、沢田のスタッフ全員がそうですけど
沢田が動かしてるんですよ。そういうことです

コメントでは冷めたような見方の堯之さんですが
実はジュリーにラブラブ
ジュリーが井上家に泊まった時、夜中にふと目覚めて
「なんてきれいな男なんだ」と寝顔にみとれていたらしい
それを聞いたジュリーは思わず

「何もしなかったでしょうね!?」

ジュリーの後にトイレに入ってもクサくないんだ
とかうれしそうに語ってたり

二人が不自然だったのは
堯之さんがアブない目つきをしてたから、じゃないのか?(^_^;)



 

posted by メイ26 at 22:03| Comment(4) | TrackBack(0) | 雑誌・新聞 | 更新情報をチェックする